12.05.2015

MOONSOAPさんのボタニカルリップバームのパッケージデザインをしました。

私が関わったのは2012年からなので、3年前からになります。
開発に携わったのは、もちろん社長や、社員さんたちですが、
横で試作品を試したり、意見し、たくさんの試行錯誤をみていたので、
やっとお披露目できる日がきて感慨深いです。
リップバームよ、誕生おめでとう!

秋に、養蜂家・後藤さんのところに撮影で同行しました。
あまりの近さに、最初は緊張しましたが、
ミツバチは蜜を集めることに大忙しで、まったく気にしていない様子でした。

そうやって、一匹のミツバチが一生かけて集めるハチミツの量はティースプーン1杯程度とのこと。
それを、わけていただいているということ。その美味しさ。
なんだか涙が出そうでした。

そんな、後藤さんが愛情をかけて養蜂しているミツバチの、ミツロウを使った特別なリップバームです。
ひとりでも多くの方に使っていただけましたら。

11.17.2015

空想製本屋さんの「秋の本」の撮影をしました。
今回は夏に柿しぶ染めを施す場面もも撮影。
あの緑がこんな色になるなんて。
頭で知ってはいても、昔の人の知恵に驚かされます。

空想製本屋さんのお庭の柿や、ハーブの緑、日本家屋のもつ光、
そして、丁寧にものをつくる人の手は美しいなと思うのでした。

10.24.2015

moonsoapさんの工房のお庭に、たくさんの柘榴がなっていたので、仕事の合間に収穫をお手伝い。
その前日は祖母宅で柿を、翌日は友達の果樹庭であけびを。
自然のものをいただく贅沢。

10.12.2015

大町芙美さんの個展のDMを作成しました。
ご本人の手で漉いた和紙に、活字組版で活版印刷しました。
耳付きの和紙はマージンをそろえるのも難しく、
また手漉きの和紙なので、紙の厚さも均一ではありません。
印刷屋さんはとても大変だったとおもいます。。
thai と 国産の楮をつかっています。

芙美さんは以前、小川町和紙体験学習センターで働かれていて、
わたしが、和紙漉きを教えていただいた方です。
その後も素敵な文をいただいたりしていたのでした。

さらに刷り上がった葉書に、ご本人で押印。
一枚一枚味わいのある文になりました。

10.01.2015


石彫の展示
はじまりまっております

9.15.2015

数年前はじめたLetter Cutting。
今日から大阪で開催の展示と、六本木の展示に2点ほど並びます。

最初のデザインをみると、申し訳ないくらい、Cが深く、太くなってしまい、自己嫌悪。
最後は何度も終わりにしようと思いつつ、
もっとよくなるはず、、、という思いと、
また欠けたり、太くなったらどうしよう、、という葛藤の連続。辞め時が難しかったです。

バックには書肆逆光さんで 教草さんから手にいれた蚊屋をひいてみました。
石のつるつる感との対比がイイ感じなのですが、
カタログ撮影の時にはそこまで磨きキレなかったのも反省点です。。。

展示のDMデザインと、ポスターは写真撮影とデザインをしました。
文字彫る手は、師匠:恵美さん。
はるばるケンブリッジから恵美さんの石もやってきます。

→ レターカッティング展 文字と陰影

9月15日(火)~20日 (日) 12:00 − 19:00
LADS GALLERY

9月29日(火)~10月4日(日) 11:00 − 19:00
ギャラリー ル・ベイン

5.07.2015

活版印刷カードを新たに制作しました。
100%活字組版、イギリスのcolorplan という発色のきれいな紙を使っています。
表裏違う色が楽しめるのも特徴です。

【arigatou card】
arigatou は2011年に販売したものをサイズも変更し、再び印刷、
ドイツの不思議な質感の封筒付きです。
築地活字さんの書体を使い、佐々木活字さんに組んでいただいた版です。

【ochademoikaga?】
お茶を誘いたいあの人へ、
DL版の上品(で少しナンパ?)なカードを作りました。
19-20世紀にかけて英国で製造されたSRGさん所有の貴重なヴィンテージ金属活字
Baskerville, Elongated Roman Shadeなどをお借りして、
中村活字さんに頼み込んで印刷していただきました。
廃盤となった国産封筒には5月らしい植物を自分で印刷しました。

【No character, No life.】限定部数
所有の木活字と、印刷機「テキン」で自分で組版、筋肉痛になりながら印刷。
アメリカからやってきた C、ドイツ・フランクフルトで入手した a と u を使っています。

character は 性格、個性のほかに「文字」という意味ももっています。
以前字幕付けに関わった映像の中で、
zapfさんが文字を、character と言っていたのが印象的でした。

英語は苦手なうえに意味がはいってこないので作品にしずらく、character も案にあったものの、没に。 W.エミコ氏の助言もあり、反芻しているうちにしっくりきました。忙しいところ、アドバイスありがとう。
外国語だからのよさも改めて発見できました

番外編
伊勢丹のイベントではクリッピーロンドンにカスタマイズした数字のポーチを3つだけ制作。
ありがたいことに完売しました。

新宿伊勢丹での販売は5/10までです。zineや、活版数字名刺箱、他のカードも販売、時々WSのお手伝いをしております

3.15.2015

空想製本屋さんの、
季節に寄り添った、新しいプロジェクトの写真を撮りました。

以前「草木染めの色は自然光によって浮かび上がる様になる」
とある方がおっしゃっていたけど。
繊細なページと季節の色の不思議。

陽の光が春めいてきました。
花を咲かす直前の、桜の枝の赤をおもいました。

「庭の本」 http://mononomepress.tumblr.com/

2.03.2015

カリグラフィー教室andscriptの、展示のDM、ポスターをデザインしました。
アルファベット達は三戸先生作(手ももちろんご本人)。
光の加減によって、変化するなんともいえない色にしました。 楽しくて、バナーもつくってしまいました。。。

1.02.2015

WOOL 15-

羊毛を15%-含んだ羊毛紙に活版印刷しました。

15年もあたかいいちねんを。

どうぞよろしくお願い致します。